臨床研究CLINICAL STUDY

臨床研究について

臨床研究とは人を対象として行われる医学研究のことです。病気の予防・診断・治療方法の改善や病気の原因の解明、患者さんの生活の質の向上を目的として行われます。そこでは、長時間かけて発症する病気や、稀にしか見られない病気も対象になりますし、すでに行われている治療の効果やその予後を観察していくこともあります。医療に活用できる確かな情報とするため、患者さんにご協力いただいて行われるのが臨床研究です。

臨床研究について

研究に関する公開情報

当院では、診療情報(診療で得られたデータ)を用いて研究を行うことがありますが、その場合は、国が定めた倫理指針に基づき、インフォームド・コンセントを受けて実施しております。またインフォームド・コンセントを受けない場合には、オプトアウトの手続きを取っています。

オプトアウトとは、患者様へ研究内容を説明し同意を頂く代わりに、情報(研究の概要)を通知又は公開し、研究が実施又は継続されることについて患者様が拒否できる機会を保障する手法のことを言います。

当院でオプトアウトを行っている臨床研究

管理番号 研究課題名 部署 当院責任者 初回承認日 情報公開文書
研O23002 日本網膜硝子体学会(Japanese Retina and Vitreous Society)における黄斑前膜レジストリ研究 診療部 栗本康夫 2023年10月
研E23003 網膜変性・網膜機能低下をきたす疾患の分子病態解析 診療部 平見恭彦 2023年9月
研O23001 iPS細胞由来網膜細胞ストックの作製 研究センター 万代道子 2023年8月
研O22002 日本網膜色素変性症レジストリプロジェクト 診療部 平見恭彦 2023年1月
研E22005 視力検査時における視力障害相当者のピックアップの取り組みに関する研究 視能訓練士室 黄丹 2023年1月
研E22002 神戸市立神戸アイセンター病院における遺伝カウンセリング外来の後方視的研究 診療部 吉田晶子 2022年6月
基 E20-01 iPS細胞由来網膜細胞移植による網膜変性疾患治療法の開発のための分化細胞の解析と移植剤型、手法、手技に関わる検討 研究センター 万代道子 2022年3月
研O21003

遺伝性網膜ジストロフィー(IRD)関連遺伝子パネル検査システムの検証・妥当性確認試験

研究センター 前田亜希子 2022年1月
研O21002

コロナ禍における感染性眼内炎の発生率や起炎菌の変化、病態及び視力予後に関する多施設後ろ向き観察研究

診療部 平見恭彦 2021年10月
研E21005 オミデネパグ イソプロピル点眼液の薬剤師による適正使用推進のための後方視的調査 薬剤部 室井延之 2021年9月
研E21003 網膜変性疾患症例の視機能の自然経過観察 診療部 栗本康夫 2021年8月
研E20001 視神経炎における画像解析と臨床症状・治療経過との関連に関する検討 診療部 栗本康夫 2020年4月
研E19002 網膜変性疾患における網羅的遺伝子診断に関する研究 診療部 栗本康夫 2019年8月
研E18011 眼内レンズ挿入眼の視機能評価の後ろ向き研究 診療部 栗本康夫 2019年1月
研E18008 網膜硝子体疾患の治療前因子と治療効果の後ろ向き調査 診療部 栗本康夫 2018年11月
研E17007 緑内障の治療前因子と治療効果の後ろ向き研究 診療部 栗本康夫 2017年12月
研E17001 眼疾患における眼底構造の画像解析 診療部 栗本康夫 2017年12月

研究活動における不正防止に向けた取り組み

当院では研究活動の不正行為防止及び公的研究費の不正使用防止等に取り組んでいます。

相談・申立の窓口は法人本部のコンプライアンス推進室となっております。

地方独立行政法人神戸市民病院機構
法人本部総務課職員係(機構のコンプライアンス推進室を兼ねています。)
所在地:〒650-0047 神戸市中央区港島南町2丁目2番地
神戸市立医療センター中央市民病院 南館3階
電話:078-940-0155
(受付時間:月~金曜日8:45~17:30 ※休日及び祝祭日、年末年始等を除く)
FAX:078-306-2870
Email:compliance[at]kcho.jp

研究センター体制図

組織・役職 氏名
研究センター長 万代 道子
副センター長 前田 亜希子
研究センター顧問 髙橋 政代
部門 主な業務内容
研究部門 研究の実施
支援部門 研究支援
管理部門 倫理申請管理
事務部門 契約事務、研究費管理
その他事務

iPS細胞実用化に向けた取り組み

これまでに、神戸アイセンター病院の前身である神戸市立医療センター中央市民病院眼科と先端医療センター病院眼科は理化学研究所網膜再生医療研究開発プロジェクトチーム(高橋政代リーダー)と共同で、加齢による網膜色素上皮細胞の異常が原因で、高齢者の主要な失明原因となる病気のひとつである「滲出型加齢黄斑変性」の患者様を対象に、新しい治療としてiPS 細胞から作製した網膜色素上皮(RPE)細胞移植の安全性の確認を主な目的として臨床研究を行って参りました。

臨床研究について
Kobe Eye Center
公益社団法人NEXTVISION
VISION CARE
神戸市民病院機構