安全で質の⾼い医療の提供
眼科中核病院として質の高い標準医療から、再生医療や遺伝子治療等の最新医療まで、幅広く提供いたします。
充実した検査
視能訓練士室には15名前後の視能訓練士が在籍しており、色々な検査機器を用いて様々な検査を行っています。視力検査、視野検査、眼底検査など、たくさんの検査がありますが、中にはご負担をおかけする検査もあります。患者さんがなるべく快適に検査を受けられるよう配慮しつつ、診断や治療のために必要な情報が医師へ正確に伝わるよう努めています。
高い患者満足度
看護部の特長
開院当初から実施している患者満足度調査では入院患者満足度が100%となっています。
どの職種に対しても満足度は高く、眼科専門病院としての期待に応える医療の提供、見えない・見えにくさへの配慮、接遇、説明のわかりやすさなどに評価を得られています。
これからも患者さんの声を大切にし、改善や工夫を重ねてサービスの向上に努めていきます。
栄養管理室の特長
毎年の嗜好調査では全体を通して満足度90％以上と高評価をいただいています。見やすく、食べやすく、美味しい病院食の提供を目指しており、食物アレルギーへの対応、主食おにぎりや副食一口大・きざみ形態への調整、患者さんの視機能に配慮し料理と食器のコントラストがつく黒食器の導入、うつ伏せ・寝たままでも食べやすい串刺し形態での食事提供など様々な取り組みを行っています。
また糖尿病等、各種疾患に応じた栄養食事相談も行っています。
病院・研究所・ロービジョンケアの
有機的なつながり
神戸アイセンターという建物の中に、公益社団法人NEXT VISION（ネクストビジョン）が運営する、ロービジョンケア(視覚障害者の社会復帰支援）を啓発するための施設「Vision Park（ビジョンパーク）が、5階には遺伝子治療・再生医療の実用化のための研究開発を行う株式会社ビジョンケアが入っており、病院・研究所・ロービジョンケアといった異なる施設の有機的なつながりを実現しています。
社会活動支援（ロービジョンケア）
ネクストビジョンでは、移動障害を伴う情報障害者と表現される見ることに困難さのある人々が社会接続の機会を増やすために、視覚障害者の就労可能性と認知拡大を目的としたisee! Working Awards、ゲームという全ての人にとって楽しい趣味を通して社会と接続する G-1グランプリなど様々なイベントを社会的処方箋として提供しています。
目の不自由な人もそうでない人にも気づきが満載なイベントにぜひご参加ください。
最新の医療開発
研究センターでは、これまで網膜の病気に対してiPS細胞を使った移植治療の臨床研究を行なってきました。今後も多くの患者さんに移植治療を届けることを目指して研究を進めてまいります。また網膜色素変性に対して遺伝子診断を行なってきて、ひとつのタイプはすでに治療ができるようになりました。今後は一部の遺伝子に対して遺伝子治療の治験なども行なっていきます。
